大人気漫画『進撃の巨人』に関する最新話について、さらに最新話までのあらすじをご紹介させていただきます!
これに目を通すだけで、『進撃の巨人』の概要が掴めるかも!?なお、今回はネタバレする可能性大ですので、未読の方はご注意ください。
【進撃の巨人】次回最新話の予想

2018年10月9日発売予定の別冊少年マガジンでは『進撃の巨人』110話が掲載されます。
前回ガビとファルコを発見した女性の名が「カヤ」ということが判明しました。そして、カヤを巨人から救ったのが「サシャ」になるわけなんですね。
次回予想される展開については、ガビが殺してしまったサシャが、まさかカヤの命の恩人だとは思いもしないわけですね。
その事実を知ったときに、ガビ自身の心境にどういった変化があるのかというところが、次の一つの見所になるかと思います。
おそらく、ガビとファルコの話はまだ続くものと思われます。
そして「地鳴らし」が発動となるか。キヨミ様が視察に来ていることから、その動きも気になるところです。
ちなみに地鳴らしとは、壁そのものの土台となっている、幾千もの50m級の超大型の巨人たちを始祖の巨人の力で発動させ、世界を踏み潰す作戦のことです。
と言われていますが、実際のところ詳しいことは全く分かっていません。
シガンシナ区の住民が強制退去させられていることから、地鳴らしの全貌が明らかになる日も近いかもしれませんね。
【進撃の巨人】最新話(109話)のネタバレ
第109話のタイトルは「導く者」となっています。
今回のメインは、ガビとファルコに関してでしょう。2人は河原で出会った少女に連れられて、ある厩舎に辿り着きます。
そこでは多くの孤児たちが働きながら、生活をしていました。そこにいた男性が「ブラウス厩舎へようこそ」と2人を快く受け入れます。
そうです、そこは今は亡きサシャ・ブラウスの両親が管理する厩舎だったんです。
マーレであることを隠し、偽名を使ってお世話になろうとするファルコに対し、悪魔と食事を共にできないと、嫌悪感を露わにするガビ。
そんな中、2人を連れてきた少女が、第36話で母親を巨人に食べられていたところをサシャが弓矢で助けた子供だったことが判明するんです!名前は「カヤ」と言います。
カヤは2人がマーレであることを知っていました。そして2人に対して「なぜ母親は殺されなければなかなかったのか?」と問います。
それに対しガビは「エルディア人が何千年もの間、巨人の力を使って世界を支配し、多くの人々を虐殺した罪」によって殺されたのだと激高します。
それは母親が殺される理由にはならないと言い合う中、ファルコが「威力偵察」であったことを暴露します。
つまり、パラディ島のエルディア人の力を見るために4年前にパラディ島に侵攻し、大攻勢に巻き込まれる形でカヤの母親は被害にあったわけですね。
事実を知って納得したカヤでしたが、怒るどころか2人をマーレに帰還できる方法を提案します。困惑する2人。
それは「お姉ちゃん(サシャ)のような人になりたい」からだと言います。つまりは、困っている人を見捨てるようなことはしたくないということですね。
場面は変わり、ヒィズル国のアズマビト家キヨミ様がパラディ島へ来訪し、ザックレー総統がそれを出迎えます。
キヨミ様は、今回観測機によって「地鳴らし」を見定めにきたようです。最も外壁にあるウォール・マリア近くのシガンシナ区の住民に強制退去命令が出ています。
このことから、ウォール・マリアの壁内にいる巨人を用いて地鳴らしを発動する可能性があるかもしれません。
そして、その強制退去命令についてや、義勇兵が一斉に拘束されていることなどでハンジがリーブス商会会長のフレーゲルや記者たちに責められてしまいます。
さらにフロックとルイーゼをはじめとする新兵が情報を流したことにより、エレンが幽閉されていることも筒抜けとなっていました。
フロックと新兵たちは、幽閉されているエレンの開放を望んでいますが、情報を漏らした罪により、懲罰房へと連れて行かれてしまいます。
ハンジは中央憲兵のサネスに言われた「こういう役には多分順番がある…役を降りても…誰かがすぐに代わりを演じ始める…がんばれよ…ハンジ」という言葉を思い出すのでした。
懲罰房へと連れて行かれた新兵のルイーゼは、ミカサに少しでも近づきたくて調査兵団に入ったことを告げます。
それはかつてトロスト区防衛戦で住民に襲い掛かろうとしていた巨人を、ミカサが力でねじ伏せた場面を見ていた少女こそが、ルイーゼだったのです。
そこで久々にミカサの頭痛が起こります。
ミカサの頭痛に関しては、未だに回収されていない伏線です。今まで何度も大事な場面で起こっていたこの頭痛には、一体どのような意味を含んでいるのか楽しみですね。
ルイーゼはミカサに導かれ、カヤはサシャに導かれているとも言えそうですが、今後ガビとファルコが誰かを導くことになるのかもしれませんね。
タイトルの「導き」が何を意味するかは分かりません。そして今回で物語が大きく進んだわけではありませんでしたが、各々の繋がりと存在価値を示す、奥深い内容となっていました。
【進撃の巨人】最新話以前(~108話)のあらすじ・ネタバレ
第1話~最新話直前までの概略を簡単にご紹介したいと思います!初めて見る人も、これを見ればまだ最新話に追いつけるかも!?
巨人襲来~女型の巨人
ある日、超大型巨人と鎧の巨人の出現によって壁が破壊され、主人公のエレンや幼馴染のミカサ、友人のアルミンたちの平穏だった日常が地獄と化しました。
そしてエレンは、母親を目の前で亡くし「巨人を一匹残らず駆逐する」と復讐を誓うのでした。
訓練兵を経て調査兵団に入団したエレンでしたが、実は巨人化する能力を持ち合わせていました。しかも、他の巨人とは異なり知性を持ったまま動くことができる巨人でした。
その能力を使い、トロスト区に空いた穴を埋め、初めて人類が巨人に勝ったと言わしめるほどの貴重な出来事となったわけですね。
その後、調査兵団のエルヴィン団長は、エレンを狙う敵が壁内にいることを悟り、そこで現れたのが女型の巨人です。調査兵団の団員たちを次々と女型に殺されてしまいます。
このシーンはただただ恐怖でした。兵士長であるリヴァイ班のみんなもやられてしまいました。これはファンにとって大変ショックな出来事でした…。
エレンは巨人化して応戦しますが、破れ連れ去られるところをリヴァイ兵士長とミカサに危機一髪のところで救われます。
この時のリヴァイ兵士長の強さは圧巻です!人類最強と言われていますが、調査兵たちをことごとく殺した女型の巨人を前にして、圧倒的な強さを示しました。
この戦いは個人的に何度もページを戻して読んでしまうほどでした。さて話に戻ります。
女型の巨人と対峙したことで、おおよその検討がついた調査兵団。エレンたちと同期のアニが女型の巨人であることが判明します。
ここで女型の巨人VSエレン巨人の再戦となります。今回はエレンが勝利を収めます。女型の巨人を確保する寸前で、アニは水晶体の中に入り冬眠状態となってしましました。
多くが謎につつまれたまま、女型の巨人との戦いは幕を閉じたのでした。
獣の巨人の出現~鎧の巨人・超大型巨人と座標をめぐる戦い

そこから間もなくして、獣の巨人と呼ばれる知性を持ち、他の巨人に狙われず、人間の言葉を話す巨人が出現します。
そして衝撃の事実が!超大型巨人と鎧の巨人の正体が、実はこれまた同期のベルトルトとライナーであることが本人たちの口から判明します。
2人は故郷からの命令で壁を破壊し、壁内の人類を滅亡させることが目的ということでした。
エレンが「座標」を持っている可能性があることから、一緒に故郷に来てくれないかと提案します。
エレンからすると、平穏な日々を奪った張本人たちが目の前にいるわけですね。それはもうパニックです。
ライナーが巨人化し、鎧の巨人VSエレン巨人の戦いに入ります。エレンが勝利するかと思われた寸前に超大型巨人の攻撃によりエレンは拉致されてしまいました。
エレンを取り戻すべく、調査兵団は総攻撃を仕掛けます。ここでエレン奪還に成功はしますが、重要な場面があります。
エレンの母親を食べた巨人が目の前に現れます。この巨人にエレンが殴り掛かった際にエレンが「座標」を発動するんです。
他の巨人が一気に、その巨人に食って掛かりエレンは危機一髪のところで助かります。そう、座標は他の巨人を操る能力のことを指しているんですね。
ちなみに「座標」とは、巨人は全部で9体存在し、そのうちの「始祖の巨人」が「座標」と呼ばれる力を持っています。
そして他の巨人を操るだけでなく、王家の人間が始祖の巨人を継承することで、人々の記憶を改ざんするということが可能なんです。
エルディアとマーレ
かつては人類VS巨人と思っていた構図が、元々は巨人の力をめぐる壁内のエルディア人と壁外の大陸マーレ人の戦いだったのです。
獣の巨人の正体のジークやライナー、ベルトルト、アニらはマーレ人であり、始祖の巨人の力を手に入れるべく、パラディ島の壁を破壊し侵攻してきたのでした。
また、巨人の正体はエルディア人であることも分かっています。エルディアの王が戦いを放棄し、パラディ島に避難し壁を築きます。
マーレに残されたエレンの父グリシャをはじめ、再びエルディアの復権を目指そうという計画がバレてしまい、みんなマーレに巨人化の注射を打たれてしまうのでした。
グリシャは「進撃の巨人」の力を有するエレン・クルーガーという人物に助けられ、その力を伝承することとなります。
その後、始祖の巨人の力を奪い、息子であるエレンに引き継いだわけです。つまり、エレンは「進撃の巨人」と「始祖の巨人」2つの力を持っていることになりますね。
ウォール・マリア奪還作戦

ウォール・マリア最終奪還作戦と称して、超大型および鎧の巨人に開けられた穴をエレンの硬質化の能力で防ぐことに成功します。
ここで獣の巨人、鎧の巨人、超大型巨人と相まみえるわけですが、リヴァイやアルミン、エレンが活躍します。
一方で多くの調査兵団たちが死亡もしくは重傷を負います。ショックだったのはエルヴィン団長とアルミンが死亡してしまいます。
巨人化の注射をどちらに使うか究極の選択を強いられ、アルミンが巨人化し、超大型巨人の能力を奪うことに成功したのでした。
マーレ強襲作戦
エレンは単独でマーレに乗り込みます。マーレでは民間人も多く殺害してしまい、パラディ島は世界を敵に回すこととなってしまいました。
エレンを援護するため調査兵団も乗り込みます。ここでエレンは「戦槌の巨人」に勝利し、その力を奪います。
また、リヴァイ兵士長とミカサなどの活躍もあり、その他の巨人たちを退けることに成功し、パラディ島側が勝利します。
そしてここで驚きの事実が判明します。マーレ側の戦士長とも言われていた、獣の巨人の正体であるジーク。彼が実はパラディ島とつながっていたのです。
ジークはエレンと異母兄弟であり、父グリシャのエルディア復権を目的にマーレに潜り込んでいたというんです。
なんという裏切り!完全にエレンたちの最大の敵かと思っていましたが…ジークのエルディア復権のためのシナリオはこうです。
まず世界を敵に回したパラディ島は、「地鳴らし」を発動させて敵が島に近づけないようにプレッシャーをかけること。
また2年前にやってきた唯一の友好国ヒィズル国のキヨミ様の話では、それには約50年ほどかかるそう。
その間に女王であるヒストリアが獣の巨人を伝承し、可能な限りたくさんの子供を産むことだと言っています。
つまり、多くの血統者をつくっておきたいといった考えだと思われます。エレンはジークの作戦には同意していますが、ヒストリアが犠牲になることには反対です。
そしてパラディ島側、調査兵団はジークを信頼しきれない中、物語は109話へと繋がっていきます。
いかがだったでしょうか?『進撃の巨人』の概要はつかめたでしょうか?多くの伏線が回収されていく中で、話が繋がってきつつあると思います。
今後はパラディ島のエルディア軍が、どのようにして世界を相手にするのか、が最大の見どころになってくると思います!今後も目が離せません!